地震波の影(読み)ジシンハノカゲ

デジタル大辞泉 「地震波の影」の意味・読み・例文・類語

じしんは‐の‐かげ〔ヂシンハ‐〕【地震波の影】

震源から地震波地球内部を通って広がるとき、地表上において地震波が伝わらない帯状領域。震源から地球の中心を結ぶ軸からのなす角(角距離)が、S波の場合103度以上、P波の場合103度以上143度以内には伝わらない。このことから、地球内部のマントル外核との境界であるグーテンベルク不連続面が存在することがわかった。シャドーゾーン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android