坂口三千代(読み)サカグチ ミチヨ

20世紀日本人名事典 「坂口三千代」の解説

坂口 三千代
サカグチ ミチヨ

昭和・平成期の随筆家



生年
大正12(1923)年2月7日

没年
平成6(1994)年11月2日

出生地
千葉県銚子市

旧姓(旧名)
梶 三千代

学歴〔年〕
千葉県立高女卒

経歴
昭和22年坂口安吾と結婚。安吾の「青鬼の褌を洗う女」のモデル。安吾の死後、31年〜59年5月東京・銀座バー「クラクラ」を開業田辺茂一三好達治伊藤整江戸川乱歩など作家、編集者で賑わった。回想記「クラクラ日記」はテレビドラマにもなった。他に「安吾追想」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂口三千代」の解説

坂口三千代 さかぐち-みちよ

1923-1994 昭和後期-平成時代の随筆家。
大正12年2月7日生まれ。昭和22年坂口安吾(あんご)と結婚。安吾の「青鬼の褌(ふんどし)を洗う女」のモデルといわれる。夫の死後,東京銀座に開店したバー「クラクラ」はおおくの文学者が常連客となった。平成6年11月2日死去。71歳。千葉県出身。銚子高女卒。著作に「クラクラ日記」「安吾追想」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android