日本歴史地名大系 「坂左右村」の解説 坂左右村さかそうむら 愛知県:岡崎市坂左右村[現在地名]岡崎市坂左右町占部(うらべ)川(用水)の右岸に位置し、西は在家(ざいけ)村・上三(かみみ)ッ木(ぎ)村、南は国正(くにまさ)村、北は下和田(しもわだ)村に接する。和田郷一二ヵ村の一つである。「三河国二葉松」に坂左右古城として都築惣左衛門・山本才蔵の名がある。都築氏は永禄九年(一五六六)に本多忠勝に付けられて六千石を領するという(岡崎市史)。慶安二年(一六四九)の検地では水田二七八石余・畑二二六石余。岡崎藩領山方手永に属し、享和二年書上によると村高五〇八石余、人別二五四人、うち男一一六・女一三八とある。字上堀合(かみほりあい)に旧村社の神明社があり、創立年月は不詳。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報