坂田諸遠(読み)さかた もろとお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂田諸遠」の解説

坂田諸遠 さかた-もろとお

1810-1897 江戸後期-明治時代の国学者,官吏。
文化7年10月12日生まれ。筑前(ちくぜん)(福岡県)秋月藩士。久留米(くるめ)藩士松岡明義に国学をまなぶ。有職(ゆうそく)故実にくわしく,門弟に福岡藩士平野国臣(くにおみ)がいる。維新後は外務大録となり,「続通信全覧」などを編修した。明治30年6月26日死去。88歳。本姓高島。名ははじめ諸近。著作に「将軍家装束考」「尾紀水三家老臣武鑑」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android