坊ヶ崎村(読み)ぼうがさきむら

日本歴史地名大系 「坊ヶ崎村」の解説

坊ヶ崎村
ぼうがさきむら

[現在地名]両津市玉崎たまさき

南はさいかみ岩で玉川たまがわ村、北は和木わき村、東は両津湾に面する。後背地は金剛こんごう山系が海に迫る。元禄七年(一六九四)検地帳(玉崎区有)玉川村と一つで、当村は田一町九反余・畑一町五反余。玉川村と入会の御林が滝か沢にある。名請人一〇人。享保二年(一七一七)の年貢割付状(同区有)では茶畑一斗七合がある。安永三年(一七七四)の請書(同区有)によると、藻苅船持三人・猟船持二人・丸木船持三人がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android