知恵蔵 「埋め込み式ひずみ計」の解説 埋め込み式ひずみ計 地殻変動で生じる岩盤のひずみの時間的変化を記録するひずみ計の一種。気象庁が東海地震の予知の目的で、東海・南関東31カ所に設置。シリコン油を満たしたステンレス製円筒を深さ100〜300mのボーリング孔の底に入れ、特殊セメントで岩盤に密着させる。岩盤のひずみの変化で容器の体積が変わると、容器上部の細管内の油面が上下し、その動きを電気信号に変えて記録する。 (阿部勝征 東京大学教授 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by