城山頂遺跡(読み)かつらぎさんちよういせき

日本歴史地名大系 「城山頂遺跡」の解説

城山頂遺跡
かつらぎさんちよういせき

[現在地名]岸和田市塔原町

葛城山頂付近(標高八五〇メートル)に位置する旧石器(先土器)縄文時代を中心とする遺跡。発掘調査が実施されていないため出土層位・遺跡の詳細などは不明。採集遺物にはサヌカイト製ナイフ形石器フレーク、チップスほかがあり、とくにナイフ形石器は、後期旧石器時代に属するものがみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android