堀口新田
ほりぐちしんでん
[現在地名]中条町堀口
日本海に沿う砂丘内陸東側にあり、東を堀川が北流する。北は築地村・築地新村、南は高橋新田に接する。享保年間(一七一六―三六)の紫雲寺潟開発までは同潟の北端にあった。村名は元和年間(一六一五―二四)に潟の水を胎内川へ落す堀川が開削されたことに由来するという。元文元年(一七三六)の検地高二三二石三斗余・田畑屋敷二三町五反二畝余で、ほかに秣場一反一畝があった(文化二年写「検地帳」佐藤憲也氏蔵)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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