20世紀日本人名事典 「堀尾卓司」の解説 堀尾 卓司ホリオ タクジ 昭和期の硯師 生年明治43(1910)年2月12日 没年昭和61(1986)年5月18日 出生地山口県下関市南部町 本名堀尾 薫(ホリオ カオル) 学歴〔年〕豊浦中(旧制)卒 主な受賞名〔年〕山口県芸術文化振興奨励賞〔昭和28年〕,山口県芸術文化功労選奨〔昭和53年〕,文部省地域文化功労者〔昭和58年〕,下関市教育文化功労賞 経歴赤間関硯作りの第一人者。旧制豊浦卒業後、本格的に硯師の道に入る。昭和7年24歳の時、商工省工芸美術展覧会に入選。31歳で上京し、彫刻の新田藤太郎に師事。17年文展に初入選、18年国の“技術保持者”に選ばれる。33年には献上硯を制作。60年下関市文化財保護審議会会長。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堀尾卓司」の解説 堀尾卓司 ほりお-たくじ 1910-1986 昭和時代の硯(すずり)工芸家。明治43年2月12日生まれ。山口県下関市に室町時代以前からつづく赤間(あかま)硯の伝統をまもり,その造形性をたかめた。日本新工芸家連盟結成に参加。昭和61年5月18日死去。76歳。山口県出身。本名は薫。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by