堂宮村(読み)どうみやむら

日本歴史地名大系 「堂宮村」の解説

堂宮村
どうみやむら

[現在地名]南条町堂宮

山王さんのう山の西麓に位置し、上野うえの村の南にある。村の西方を日野川が北流する。村名は正保郷帳に「堂村宮谷村」とみえ、田方二六四石余・畠方六〇石余。これより前、慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では杣山そまやま庄に含まれていた。村は日吉山王ひえさんのう権現(現鵜甘神社)の社人や僧坊などを中心として成立したらしく、村名もこれに由来する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 幕府領 二村 杣山

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む