堂島新地四丁目(読み)どうじましんちよんちようめ

日本歴史地名大系 「堂島新地四丁目」の解説

堂島新地四丁目
どうじましんちよんちようめ

[現在地名]北区堂島浜どうじまはま二丁目・堂島どうじま三丁目

堂島新地三丁目の西にあり、堂島川に南面する二町分で、西は田蓑たみの橋北詰。明暦元年(一六五五)の大坂三郷町絵図では堂島の南の中洲となっているが、貞享四年(一六八七)新撰増補大坂大絵図では築地ができている。大坂三郷天満組に属し、元禄一三年(一七〇〇)三郷水帳寄帳では屋敷数一五・役数一五役で、うち年寄分一役が無役。元禄年間の大坂三郷町絵図によると東部に肥前鹿島藩、西に肥前大村藩・同唐津藩の蔵屋敷があった。文化三年(一八〇六)増修改正摂州大阪地図では東に肥後新田藩、相模小田原藩、西に大村・唐津藩の蔵屋敷があった。天保六年(一八三五)には新田・小田原・大村は変わらないが、備中足守藩の屋敷があった(同年大坂袖鑑)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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