堂崎渡場跡(読み)どうさきわたしばあと

日本歴史地名大系 「堂崎渡場跡」の解説

堂崎渡場跡
どうさきわたしばあと

[現在地名]下関市中之町

亀山かめやま八幡宮の正面鳥居の東側にあった九州への渡場。

「長門国志」には「関渡、赤間関ヨリ豊前ノ地ニ渡ス大済ノ渡場也。此処ヲ漢籍ノ図書武備志ナトニモ関渡ト記セリ、今渡浜トイフ、外浜ト作ハアヤマリ也。又渡崎トモ云フ、堂崎ト作ハアヤマリ也」とある。

大内政弘は、文明一九年(一四八七)渡賃を次のように定めている(大内家壁書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android