堆朱染(読み)ツイシュゾメ

デジタル大辞泉 「堆朱染」の意味・読み・例文・類語

ついしゅ‐ぞめ【堆朱染(め)】

地を紅染めにし、その上に黒で堆朱に似た模様を染め出したもの。江戸時代宝暦(1751~1764)前後流行

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「堆朱染」の意味・読み・例文・類語

ついしゅ‐ぞめ【堆朱染】

  1. 〘 名詞 〙 染模様の一種。地を紅染にし、黒でその上に堆朱の模様を染め出したもの。江戸時代、宝暦(一七五一‐六四)前後に盛んに行なわれた。
    1. [初出の実例]「競馬見にうは気おやまの堆朱染」(出典:雑俳・ふでりきし(1797))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android