堤 幸子(読み)ツツミ サチコ

20世紀日本人名事典 「堤 幸子」の解説

堤 幸子
ツツミ サチコ

昭和・平成期の作家



生年
昭和7(1932)年10月27日

没年
平成15(2003)年5月22日

出生地
熊本県熊本市

別名
共同筆名=桐生 操(キリュウ ミサオ)

学歴〔年〕
パリ大学文学部〔昭和49年〕中退

経歴
大学中退後、パリへ留学。昭和49年帰国後、実務翻訳や語学教師の傍ら、55年ごろから桐生操の名で上田加代子と共同執筆を開始。西洋史の登場人物の評伝の他、迷宮入り事件の推理や西洋史の雑学エピソードを手がけ、「本当は恐ろしいグリム童話」は250万部を超えるベストセラーとなり、グリム童話ブームを起こした。他の著書に「血の伯爵婦人エリザベート・バートリ」「公妃ディアヌ・ド・ポワチエ」「血ぬられた法王一族」「禁じられた恋の物語」「皇女アナスタシアは生きていたか」「世界悪女大全」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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