報労金(読み)ホウロウキン

デジタル大辞泉 「報労金」の意味・読み・例文・類語

ほうろう‐きん〔ホウラウ‐〕【報労金】

人の労にむくいるための金銭
遺失物法で、遺失物拾得者に対して遺失者が支払う報酬。遺失物の価格の100分の5以上、100分の20以下。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「報労金」の意味・読み・例文・類語

ほうろう‐きんホウラウ‥【報労金】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 労苦にむくいるための金。
  3. 遺失物法に定められた、拾得者が遺失者に対して請求できる報酬で、遺失物の価格の一〇〇分の五以上、一〇〇分の二〇以下の金。
    1. [初出の実例]「報労金を拾得者に給すへし」(出典:遺失物法(明治三二年)(1899)四条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android