デジタル大辞泉 「四条」の意味・読み・例文・類語 しじょう【四条】[姓氏] 姓氏の一。藤原北家の一流。左大臣魚名うおなの子孫隆季たかすえが四条大宮に邸宅を構えたところからの名。その宗家は、代々包丁家として料理を業とした。[補説]「四条」姓の人物四条隆資しじょうたかすけ しじょう〔シデウ〕【四条】 平安京の条坊の一。また、東西に通じる大路の名。四条大路。⇒四条通り 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「四条」の意味・読み・例文・類語 しじょうシデウ【四条】 姓氏の一つ。藤原北家魚名流。羽林家の一。左大臣魚名の子末茂を祖とし、子孫の隆季が四条大宮に邸宅を構築し、家名を四条家または大宮家と称した。代々包丁の家として料理精進を業とし、楽の家としても有名。 しじょうシデウ【四条】 [ 1 ] 四つの線・筋。[ 2 ] =しじょうどおり(四条通) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本歴史地名大系 「四条」の解説 四条よじよう 北海道:空知支庁岩見沢市四条[現在地名]岩見沢市四条西(よじようにし)・四条東(よじようひがし)昭和二九年(一九五四)当時、西は一五丁目、東は一〇丁目まであった。四条通はもとは札幌通とよばれ、明治九年(一八七六)開拓使長官黒田清隆が当地方を巡視したとき開削を命じた道路である。のち国道一二号として使用されたが、昭和四九年南にバイパス(十条通)が完成した。四条通の両側には明治一七年に士族移住者の住居が建てられ、同二五年以降市街地が形成され西一―六丁目までは岩見沢随一の繁華街となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報