報酬過少記載事件

共同通信ニュース用語解説 「報酬過少記載事件」の解説

報酬過少記載事件

東京地検特捜部は昨年11月、金融商品取引法違反(有価証券報告書虚偽記載)の疑いで日産自動車会長だったカルロス・ゴーン被告らを逮捕。ゴーン被告は役員報酬一部を退任後に受け取る計画だったと認めた上で「受領は確定しておらず、報告書への記載義務はない」と否認したが、特捜部は昨年12月~今年1月に起訴した。起訴状によると、2011年3月期~18年3月期の報酬実際は計約170億円だったのに約78億円と記載したとしている。ゴーン被告は会社法違反(特別背任)罪にも問われている。

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