堺真柄(読み)さかいまがら

改訂新版 世界大百科事典 「堺真柄」の意味・わかりやすい解説

堺真柄 (さかいまがら)
生没年:1903-83(明治36-昭和58)

社会運動家。堺利彦長女として東京に生まれる。成女高等女学校卒業。1921年赤瀾会結成に最年少で世話人となり,第2回メーデーに女性として初めて参加。同年11月軍隊赤化事件で検挙される(禁錮4ヵ月)。22年7月日本共産党に入党したが,その後離れ,政治研究会婦人部,無産婦人同盟,社会大衆婦人同盟などで無産婦人運動を続けた。戦後日本婦人有権者同盟,〈大逆事件の真実を明らかにする会〉などで活動。この間,38年に近藤憲二と結婚し,近藤姓となる。
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関連語 江刺

百科事典マイペディア 「堺真柄」の意味・わかりやすい解説

堺真柄【さかいまがら】

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