塋域(読み)エイイキ

デジタル大辞泉 「塋域」の意味・読み・例文・類語

えい‐いき〔‐ヰキ〕【×塋域】

墓地墓場
「或る貴い―を犯した事件というのが伝えられた」〈露伴・骨董〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「塋域」の意味・読み・例文・類語

えい‐いき‥ヰキ【塋域】

  1. 〘 名詞 〙 墓場。墓地。多く、その家代々の墓地の意に使う。
    1. [初出の実例]「塋域 ヱイイキ 葬地曰塋域」(出典:延宝八年合類節用集(1680)一)
    2. [その他の文献]〔晉書‐礼志下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「塋域」の読み・字形・画数・意味

【塋域】えいいき(ゐき)

墓地。〔後漢書、欒巴伝〕務めて省に從ふ。塋域の極(いた)る、裁(わづ)かに二十頃のみ。

字通「塋」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android