デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塙又三郎」の解説 塙又三郎 はなわ-またさぶろう 1846-1864 幕末の武士。弘化(こうか)3年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。文久3年(1863)藩主徳川慶篤(よしあつ)にしたがい京都にいき,尊攘(そんじょう)思想にふれる。元治(げんじ)元年天狗(てんぐ)党の挙兵に賛同するが,攘夷の実行方法で意見がわかれ,外国人襲撃のため横浜へむかう途中幕府軍とたたかう。捕らえられて同年11月4日処刑された。19歳。名は重義。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例