塚本山古墳群(読み)つかもとやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「塚本山古墳群」の解説

塚本山古墳群
つかもとやまこふんぐん

[現在地名]美里町下児玉 中山

独立丘陵である大久保山おおくぼやま丘陵の一支丘、塚本山に分布し、径五―二五メートルの円墳約一七〇基からなる古墳群。東西一二〇〇メートル・南北一〇〇メートル、西側最高所は標高九〇メートル、南に広がる水田面からの比高二〇メートルの塚本山全域に分布する。昭和四九―五〇年(一九七四―七五)にかけて調査が実施され、弥生時代の竪穴住居跡一軒、古墳時代の方形周溝墓九基、古墳二八基、平安時代の竪穴住居跡一軒が発掘されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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