塩化テルル(読み)エンカテルル

化学辞典 第2版 「塩化テルル」の解説

塩化テルル
エンカテルル
tellurium chloride

【Ⅰ】塩化テルル(Ⅱ):TeCl2(198.51).二塩化テルルともいう.粉末テルルと Cl2 の反応で得られる.黒色の無定形粉末.融点208 ℃,沸点328 ℃.密度7.05 g cm-3.水,酸,アルカリで分解する.エーテルに可溶.酸素では酸化されてTeO2とTeCl4になる.[CAS 10025-71-5]【Ⅱ】塩化テルル(Ⅳ):TeCl4(269.41).四塩化テルルともいう.粉末テルルを過剰の Cl2 と反応させて得られる.潮解性.白色の結晶.融点225 ℃,沸点390 ℃.密度2.56 g cm-3(232 ℃).水によって加水分解してTeO2とHClを生じる.[CAS 10026-07-0]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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