最新 地学事典 「塩基溶脱作用」の解説
えんきようだつさよう
塩基溶脱作用
leaching of bases
アルカリ元素やアルカリ土類元素が浸透水に溶解して除去される過程。蒸発散量が少なく降水量が多い気候条件下で進行する。炭酸カルシウムは水に溶けにくいが,炭酸を含む水には炭酸水素カルシウムを生じて溶解し,カルシウムの溶脱作用を促進。塩基溶脱作用が進むと交換性陽イオンまでも水素イオンと交換,除去され土壌は酸性化する。参考文献:大羽裕ほか(1988) 土壌生成分類学,養賢堂
執筆者:永塚 鎮男
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

