塩屋町・南松前町・北松前町(読み)しおやまち・みなみまさきまち・きたまさきまち

日本歴史地名大系 の解説

塩屋町・南松前町・北松前町
しおやまち・みなみまさきまち・きたまさきまち

[現在地名]松山市住吉二丁目

三津みつ町の西北部を南北に通ずる町筋。南を塩屋町、北を北松前町、その中間を南松前町とよび、南は吉田よしだ往還に続く(文政六年八月写三津町絵図)。古くはこの町筋を久兵衛きゆうべえ町といったが、旧城下の伊予郡松前まさきから移り住んだものが多かったので、松前町の名が付けられ、海運業者・卸商人が居住した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android