塩見園村(読み)しおみぞのむら

日本歴史地名大系 「塩見園村」の解説

塩見園村
しおみぞのむら

[現在地名]宇目町塩見園 塩見園

千束せんぞく村の東、市園いちぞの川支流の塩見川流域に位置。郷帳類には村名がみえないが、「宇目町誌」は新原にいはる村を当地に比定している。新原村は正保郷帳では田高一七石余・畑高四石余、宇目郷に属した。元禄郷帳・天保郷帳にも記載がある。旧高旧領取調帳には新原村がみえず、塩見園村とみえ、高一七二石余。なお安永七年(一七七八)の大庄屋・小庄屋・横目一覧(「農民一揆」所収)にも塩見園村がみえ、重岡組に属した。寛政三年(一七九一)史料にも塩見園村とみえ、高一七一石余、村位は上、免六ツ二分(「組々免村継郡付庄屋村横目名面帳」三重町立図書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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