精選版 日本国語大辞典 「塵添壒嚢抄」の意味・読み・例文・類語 じんてんあいのうしょうヂンテンアイナウセウ【塵添壒嚢抄】 室町中期の辞書。二〇巻。編者は釈氏某比丘とあるが未詳。天文元年(一五三二)成立。「壒嚢鈔」に「塵袋(ちりぶくろ)」の一部を加え、取捨・補訂をほどこしたもの。俗語や神仏関係の語の意義・起源、和漢の故事などについて解説する。仏教に中心を置く一種の百科辞書として利用価値は高い。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例