家庭医学館 「塵肺の治療と予防」の解説
じんぱいのちりょうとよぼう【塵肺の治療と予防】
発病後は、可能なら粉塵職場から離れ、医師の指示に従い、鎮咳薬(ちんがいやく)、去痰薬(きょたんやく)、気管支拡張薬(きかんしかくちょうやく)などの内服、吸入をしますが、すべて対症療法です。
呼吸器の合併症があれば積極的に治療し、多くは治癒(ちゆ)可能です。しかし、肺がんや悪性中皮腫は発見が遅れたり、手術不能であることも多いものです。
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...