デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「増山金八」の解説
増山金八(初代) ますやま-きんぱち
金井三笑の門人。安永3年(1774)江戸森田座の立作者となる。時代物,世話物を得意とした。また豊後(ぶんご)節,長唄の作詞家としても知られる。代表作は「大船盛鰕顔見世(おおふなもりえびのかおみせ)」で,4代岩井半四郎の三日月おせんが大当たりをとった。前名は金井金八。俳名は呉山。
…4幕。初世桜田治助・増山金八らの作。1784年(天明4)11月江戸中村座の顔見世狂言として初演。…
…演者は岩井紫若(7世半四郎)。作詞増山金八。作曲清元斎兵衛。…
…1779年(安永8)3月,江戸市村座で2世瀬川菊之丞回忌追善として初演。作詞増山金八,作曲名見崎徳治。菊之丞代々の当り役であった傾城奥州の霊を3世菊之丞がつとめ,2世富本豊前太夫が語った。…
…七変化所作事《杜若七重の染衣(かきつばたななえのそめぎぬ)》の一曲。作詞増山金八。作曲初世杵屋(きねや)正次郎。…
※「増山金八」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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