デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「増村紀一郎」の解説 増村紀一郎 ますむら-きいちろう 1941- 昭和後期-平成時代の漆芸家。昭和16年12月1日生まれ。父の増村益城に乾漆(かんしつ),縄胎(じょうたい)などの伝統的な髹漆(きゅうしつ)技能をまなぶ。昭和44年日本伝統工芸展初入選。48年日本工芸会正会員。54年「朱塗提盤(しゅぬりさげばん)」で日本伝統工芸展日本工芸会会長賞。平成9年東京芸大教授。同年正倉院宝物「御袈裟箱(おんけさのはこ)第1号」の復元模造にあたった。日本工芸会常任理事,同会漆芸部会長。20年人間国宝。東京出身。東京芸大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例