墨字(読み)スミジ

デジタル大辞泉 「墨字」の意味・読み・例文・類語

すみ‐じ【墨字】

点字に対して、普通に書かれた文字や印刷された文字。

ぼく‐じ【墨字】

墨で書いた文字。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「墨字」の意味・読み・例文・類語

ぼく‐じ【墨字】

〘名〙
① 墨で書いた文字。
※本朝文粋(1060頃)一三・供養自筆法華経願文〈兼明親王〉「亦穿拙掌、而奉墨字妙法蓮華経一部、開結経般若心経
② 書かれたり印刷されたりした文字。
※造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉二編「皆薬水浸透の白紙を用ひ、電気之に触て忽ち墨字(ボクジ)を現す」

すみ‐じ【墨字】

〘名〙
① 墨で書いた字。ぼくじ。
② 点字に対して、ふつうに書かれた文字や印刷された文字の総称

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