デジタル大辞泉 「開結経」の意味・読み・例文・類語 かいけつ‐きょう〔‐キヤウ〕【開結経】 本経の前に読む開経と、後に読む結経。法華三部経では開経が無量義経、結経が観普賢経。開結二経。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「開結経」の意味・読み・例文・類語 かいけつ‐きょう‥キャウ【開結経】 〘 名詞 〙 本経の前後に付属している開経と結経の意。天台宗では本経を法華経、それを説くために、あらましを序説的に説いたものとして無量義経を開経、法華の要旨を述べてしめくくりとしたものを結経として普賢観経と定めた。開結二経(かいけつにきょう)。[初出の実例]「或は開結経くはへて十講におこなふ所もあり」(出典:観智院本三宝絵(984)中) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例