墹之上村(読み)ままのうえむら

日本歴史地名大系 「墹之上村」の解説

墹之上村
ままのうえむら

[現在地名]伊豆長岡町墹之上

狩野かの川の西岸南江間みなみえま村の南にある。北条氏所領役帳に小机衆北条氏秀の所領として五貫文「豆州小坂之内墹之上 元田中知行買得」とみえ、小坂おさかに含まれ、もとは田中某(五郎左衛門か)の所領であった。年未詳大橋海老助宛代官割状(大川家文書)によれば、天正一八年(一五九〇)伊奈忠次による「墹上」の検地高は京高で一一二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む