精選版 日本国語大辞典 「壁を穿つ」の意味・読み・例文・類語 かべ【壁】 を 穿(うが)つ ( 漢の匡衡(きょうこう)が貧乏で灯火がなかったので、壁に穴をあけて隣家のあかりで本を読んだという「西京雑記‐巻二」の故事から ) 貧苦の中で学問をすることをいう。苦学をする。[初出の実例]「蛍をあつめ壁を穿ち勤学にいとまなく」(出典:浮世草子・俗つれづれ(1695)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例