コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

壬生忠見 みぶの ただみ

5件 の用語解説(壬生忠見の意味・用語解説を検索)

美術人名辞典の解説

壬生忠見

平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。忠岑の子。生歿年不詳。

出典|(株)思文閣
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

壬生忠見 みぶの-ただみ

?-? 平安時代中期の官吏,歌人。
壬生忠岑(ただみね)の子。三十六歌仙のひとり。官位はひくく,摂津大目(だいさかん)。天徳4年(960)の内裏歌合で「恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひ初(そ)めしか」(「小倉百人一首」)の作が,平兼盛の「忍ぶれど色に出でにけりわが恋は物や思ふと人の問ふまで」に敗れた話が有名。歌は「後撰和歌集」などにはいる。家集に「忠見集」。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

壬生忠見

生年:生没年不詳
平安時代の歌人。三十六歌仙のひとり。忠岑の子。天暦8(954)年に御厨子所の膳部,天徳2(958)年に摂津大目となる。幼童のときより即興的な歌才をみせ,凡河内躬恒の先例にちなみ,御厨子所に配属されたらしい。家集に『忠見集』があり,『後撰集』以下の勅撰集に35首入集。その「恋すてふ我が名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか」の歌が,『天徳四年内裏歌合』で,平兼盛の歌と競った話は有名で,その負けを苦に悶死したという説話(『沙石集』)も生まれた。2首はともに百人一首に採られている。

(浅見緑)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

みぶのただみ【壬生忠見】

平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。忠岑ただみねの子。後撰集時代の有数の歌人。「天徳四年内裏歌合」の詠者。家集「忠見集」。生没年未詳。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

壬生忠見
みぶのただみ

生没年未詳。平安中期の歌人。三十六歌仙の1人。忠岑(ただみね)の子。幼名名多(なた)。954年(天暦8)御厨子所定額膳部(みずしどころじょうがくぜんぶ)、958年(天徳2)摂津(せっつ)大目(だいもく)になった。家集に、三十六人集の一つ『忠見集』があり、『後撰(ごせん)集』以下の勅撰集に35首入集(にっしゅう)。「天徳(てんとく)四年内裏歌合(だいりうたあわせ)」に、忠見の「恋すてふ我が名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか」が、平兼盛(かねもり)の「忍ぶれど色に出(い)でにけり我が恋はものや思ふと人の問ふまで」と争って敗れた話はよく知られ、どちらも『拾遺(しゅうい)集』恋一や『百人一首』に収められているが、後の評価はむしろ忠見のほうが上である。[小町谷照彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の壬生忠見の言及

【平兼盛】より

…山城介,大監物を経て駿河守従五位上にいたる。《天徳四年内裏歌合》で壬生忠見の秀歌に対して〈忍ぶれど色に出でにけりわが恋は物や思ふと人の問ふまで〉(《拾遺集》巻十一)の秀歌を詠んだところ,判者たちは困惑して勅判を求め,その結果,敗れた忠見はそれを苦にして不食の病となって没したという話が伝わっている(《沙石集》)。円融院子の日(ねのひ)行幸和歌には,和歌の題と序を献じた。…

※「壬生忠見」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

壬生忠見の関連キーワード馬内侍歌仙三十六人集小大君三十六歌仙絵巻上東門院中将菅原輔昭増基(1)藤原元真源国紀

今日のキーワード

大統領補佐官

各種政策の立案その他に関し,側近として大統領に助言する役職だが,実質上はブレーン,顧問として多面的な役割を担う。憲法で定められた唯一の行政責任者である合衆国大統領は,強大な権力を持つにもかかわらず,議...

続きを読む

コトバンク for iPhone