壮瞥町(読み)そうべつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「壮瞥町」の意味・わかりやすい解説

壮瞥〔町〕
そうべつ

北海道南西部にある町。西は有珠火山群,昭和新山などの活火山,東はオロフレ峠などの火成岩山地が続く。 1962年町制。地名はアイヌ語ソウベツ (滝の川の意) に由来。長流 (おさる) 川中・上流域を占め,農業が主産業。米作のほか豆類,リンゴなどの栽培が行われる。 1943年から 45年にかけて隆起し,特別天然記念物に指定されている昭和新山や 77年,2000年に爆発した有珠 (うす) 山,洞爺湖,また壮瞥,弁景,蟠渓 (ばんけい) の3温泉があり,支笏洞爺国立公園区域に属する。面積 205.01km2(境界未定)。人口 2743(2020)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android