ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「有珠」の意味・わかりやすい解説 有珠うす 北海道南西部,内浦湾に面する伊達市の旧村域。 1900年東紋鼈村,西紋鼈村,稀府村,黄金蘂村,長流村,有珠村の6村が合体して伊達村が成立。 1925年町制施行し伊達町となる。 1972年市制施行し伊達市が成立。地名はアイヌ語のウシ (入江,湾の意) に由来。北に有珠山を望み,支笏洞爺国立公園の入口に位置する。慶長3 (1613) 年に建立された蝦夷三官寺の一つ,善光寺跡 (国指定史跡) のサクラは有名。気候は北海道としては温暖なため保養所が多く,夏は海水浴客でにぎわう。浅海でホタテガイの養殖が行なわれる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by