売声(読み)ウリゴエ

関連語 名詞 実例 かや

精選版 日本国語大辞典 「売声」の意味・読み・例文・類語

うり‐ごえ‥ごゑ【売声】

  1. 〘 名詞 〙 行商人などが、その品を売るために呼び歩く声。
    1. [初出の実例]「当年松蕈幾度用之。春云、聴其売声者一両度」(出典蔭凉軒日録‐長享二年(1488)八月一四日)
    2. 「榧(かや)かち栗、神の松、やま草の売声(ウリコヘ)もせはしく」(出典:浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む