売買同時入札(読み)バイバイドウジニュウサツ

デジタル大辞泉 「売買同時入札」の意味・読み・例文・類語

ばいばいどうじ‐にゅうさつ〔‐ニフサツ〕【売買同時入札】

エス‐ビー‐エス(SBS)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「売買同時入札」の解説

売買同時入札(SBS)

関税貿易一般協定(ガット)ウルグアイ・ラウンド合意を受け、主に主食用のコメを輸入するため政府が管理して実施している入札制度。国が商社から輸入米を買い入れ、事実上関税に当たる売買差益を上乗せして卸売業者に売り渡す。これまで業者間で不透明な取引があり、国産米価格に影響したのではないかとの懸念が指摘されているが、農林水産省は7日、影響を確認できなかったとする実態調査の結果を発表した。

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売買同時入札(SBS)

関税貿易一般協定(ガット)ウルグアイ・ラウンド交渉の結果、日本はミニマムアクセス(最低輸入量)として年間77万トンを無関税で輸入している。そのうち主食用を中心とする10万トンがSBS対象。国が商社から輸入米を買い入れ、事実上の関税に当たる売買差益を上乗せして卸売業者に売り渡す仕組み。SBSは国が間に入るが、実質的には業者同士の直接取引に近いとされる。

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