変幻出没(読み)ヘンゲンシュツボツ

デジタル大辞泉 「変幻出没」の意味・読み・例文・類語

へんげん‐しゅつぼつ【変幻出没】

[名](スル)自在に姿を変えたり、出没したりすること。
「彼の眼の前に始終―した」〈谷崎異端者の悲しみ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「変幻出没」の意味・読み・例文・類語

へんげん‐しゅつぼつ【変幻出没】

  1. 〘 名詞 〙 すばやく姿を変えたり、現われたり隠れたりすること。
    1. [初出の実例]「大小の群嶼(ぐんしょ)盆石の如く、変幻出没して」(出典米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android