夏中(読み)ナツナカ

デジタル大辞泉 「夏中」の意味・読み・例文・類語

なつ‐なか【夏中】

夏の最中。夏の盛り。
「―に秋を知らするもみぢ葉は色ばかりこそ変はらざりけれ」〈貫之集

げ‐ちゅう【夏中】

夏安居げあんご期間

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「夏中」の意味・読み・例文・類語

げ‐ちゅう【夏中】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「げ」は「夏」の呉音 ) 仏語。夏安居(げあんご)の期間。
    1. [初出の実例]「夏中の間律学し」(出典:梵舜本沙石集(1283)三)

なつ‐なか【夏中】

  1. 〘 名詞 〙 夏のなかば。夏の盛り。
    1. [初出の実例]「なつなかに秋を知らする紅葉葉は色ばかりこそかはらざりけれ」(出典:歌仙本貫之集(945頃)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む