夏目鏡子(読み)ナツメ キョウコ

20世紀日本人名事典 「夏目鏡子」の解説

夏目 鏡子
ナツメ キョウコ

明治〜昭和期の女性 夏目漱石の妻。



生年
明治10(1877)年7月21日

没年
昭和38(1963)年4月18日

出生地
広島県深安郡福山町(現・福山市)

旧姓(旧名)
中根

別名
戸籍名=キヨ

学歴〔年〕
小卒

経歴
旧福山藩士・中根重一の長女。豊かな娘時代を過ごし、明治29年熊本にて漱石と結婚。二男五女をもうける。口述した書に「漱石の思ひ出」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴 旧名

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「夏目鏡子」の解説

夏目鏡子 なつめ-きょうこ

1877-1963 明治-昭和時代,夏目漱石(そうせき)の妻。
明治10年7月21日生まれ。29年結婚,2男5女を生む。夫の気持ちに頓着しない悪妻との評もあるが,太っ腹な一面を発揮して家事を切り盛りし,門下の人々をもてなした。昭和3年娘婿松岡譲(ゆずる)の筆記による「漱石の思ひ出」を刊行。昭和38年4月18日死去。85歳。広島県出身。旧姓は中根。戸籍名はキヨ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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