外国法弁護士(読み)がいこくほうべんごし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「外国法弁護士」の意味・わかりやすい解説

外国法弁護士
がいこくほうべんごし

外国における弁護士資格を有する者で,法務大臣により日本で外国法に関する法律事務を取り扱うことを承認され,日本弁護士連合会の名簿に登録された者。 1986年に公布された「外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法」に基づき,正式には外国法事務弁護士といい,主に渉外的法律事務に携わる。この制度は社会の国際化状況の下で渉外的法律事務の必要が増大したことに加え,欧米からの強い受け入れ要請が繰り返し行なわれたことを背景として生まれた。ただし,その業務範囲については,日本の一般の弁護士と同一ではなく,一定のもののみに限定されている。これとは別に渉外弁護士と呼ばれるものもあるが,これは日本の弁護士資格を有し,国際取引を専門に扱う者の俗称である。

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