外孫の詞(読み)がいそんのことば

精選版 日本国語大辞典 「外孫の詞」の意味・読み・例文・類語

がいそん【外孫】 の 詞(ことば)

  1. ( 中国、魏の武帝曹操と部下の楊脩が、曹娥碑の裏にある「黄絹幼婦外孫虀臼」の八字を解読した「世説新語‐捷悟」の故事による隠語。黄絹は「色」のある「糸」で合わせて「絶」、幼婦は「少女」で「妙」、外孫は「女(むすめ)」の「子」で「好」、虀臼は「辛(からし)」を「受」けるもので「辤(=辞)」となり、つまり「絶妙好辞」となる ) すばらしい文章。
    1. [初出の実例]「慙無外孫之詞、猥従曾祖之蹤」(出典本朝文粋(1060頃)九・藤亜相山荘尚歯会詩序〈菅原文時〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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