20世紀日本人名事典 「外崎覚」の解説 外崎 覚トノサキ カク 明治〜昭和期の漢学者 生年安政6年(1859年) 没年昭和7(1932)年8月18日 出生地青森県弘前市 経歴陸奥弘前藩の儒者、工藤他山の二男に生まれ、外崎家を継ぐ。東奥義塾で学んだのち、同塾で教えながら、三島中洲、川田甕江に師事。明治25年津軽古図書保存会を設立。のち文部省維新資料取調員を経て、宮内省に入り、「殉難録稿」「陸墓誌」を編集、また陸墓監、御用係などを務めた。著書に「弘前城主越中守津軽信政」「津軽信明公」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「外崎覚」の解説 外崎覚 とのさき-さとる 1859-1932 明治-昭和時代前期の漢学者,歴史学者。安政6年生まれ。陸奥(むつ)弘前(ひろさき)藩(青森県)の儒者工藤他山の次男。外崎家をつぐ。東奥義塾で漢文をおしえながら,川田甕江(おうこう),三島中洲にまなぶ。のち宮内省で「殉難録稿」を編集し,また陵墓監をつとめた。昭和7年8月18日死去。74歳。初名は覚蔵。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by