外帯(読み)ガイタイ

デジタル大辞泉 「外帯」の意味・読み・例文・類語

がい‐たい〔グワイ‐〕【外帯】

弓なりに曲がった山脈、または弧状列島の、凸側の地帯
西南日本外帯

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精選版 日本国語大辞典 「外帯」の意味・読み・例文・類語

がい‐たいグヮイ‥【外帯】

  1. 〘 名詞 〙 ある場所外側に沿った線。特に、地学で、日本中央構造線でわけたときの太平洋側の地域。主として上部古生界、中生界、下部新生界から成り、整然とした帯状配列が見られる。厳密には西南日本外帯という。⇔内帯

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「外帯」の意味・わかりやすい解説

外帯
がいたい

西南日本外帯」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の外帯の言及

【日本列島】より

… 中央日本では,標高3000m内外の脊梁山地が列島を横断して南北方向に長くのびるが,その東縁に接するフォッサマグナを境に,北東側は向きを転じおもに新第三系から成る越後山脈や魚沼丘陵,頸城(くびき)丘陵などが列島と平行して北東~南西方向にのびる。一方,中央日本の諏訪湖付近に発する中央構造線は西南日本を外帯と内帯に分ける。南側の外帯は,赤石山脈から紀伊山地,四国山地,九州山地と続いて,中・古生層の岩石が帯状に配列する地質構造を示し,大起伏山地となる。…

※「外帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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