外法箱(読み)げほうばこ

精選版 日本国語大辞典 「外法箱」の意味・読み・例文・類語

げほう‐ばこゲホフ‥【外法箱】

  1. 〘 名詞 〙 外法の源を秘め入れた箱。市子(いちこ)口寄(くちよせ)などの巫女(みこ)呪法(じゅほう)妖術(ようじゅつ)に使う偶像を入れて、ふだん持ち歩き、術を行なうとき、よりかかったり、または、そばに置いたりする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android