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外法(読み)ゲホウ

デジタル大辞泉の解説

げ‐ほう〔‐ホフ〕【外法】

仏語。仏法以外の教法。仏教以外の思想や宗教。外道(げどう)。⇔内法
人の髑髏(どくろ)を用いて行う妖術。外術(げじゅつ)。
外法頭」の略。

そと‐のり【外法】

容器・管・構造物や2本の柱の間などの外側のさし渡し寸法。⇔内法(うちのり)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

げほう【外法】

仏法の正しい教えからはずれた法術。私利私欲を満たすために,他人を犠牲にすることをも恐れない法術のことで,邪術や幻術とほぼ同義である。外術(げじゆつ),外道(げどう)ともいう。天狗の行う法術(呪術)は外法であると考えられており,天狗のことを外法様,その術を行うことのできる僧を外法僧ということがある。外法僧の多くは,山伏や陰陽師たちであった。外法にもさまざまな種類があったが,《源平盛衰記》にみえる,平清盛が心を動かした荼吉尼(だきに)の法は,そのもっとも知られたものの一つである。

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大辞林 第三版の解説

げほう【外法】

仏教で、他の教法をいう語。外道。 ⇔ 内法 「 -は益無しとて/今昔 4
に基づく行法であることから〕 天狗を祖とした妖術、または髑髏どくろを用いた呪術。鎌倉時代に流行。外術。 「さてかの-おこなひける聖を追出せんとしければ/平家 1
〔外法頭げほうあたまであることから〕 福禄寿の別名。 「鬼の念仏に餓鬼-殿の頭へ/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」
「外法頭」「外法下駄」の略。

そとのり【外法】

箱や管、または柱と柱の外側から外側までの寸法。外径。 ⇔ 内法

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世界大百科事典内の外法の言及

【外道】より

…仏教においては,仏教以外の宗教や思想をすべて外道,外教(げきよう)あるいは外法(げほう)などと呼んでいる。サンスクリットの原語は(anya‐)tīrthakaであって,(その宗教より)以外の宗教およびその信者,すなわち異教,異教徒を意味している。…

※「外法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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