外清浄(読み)げしょうじょう

精選版 日本国語大辞典 「外清浄」の意味・読み・例文・類語

げ‐しょうじょう ‥シャウジャウ【外清浄】

〘名〙 神道潔斎で、内清浄に対し、祓(はらえ)、禊(みそぎ)により人身の穢(けがれ)を除くなど、外部での形式的潔斎をいう。
伊勢太神宮参詣記(1342)「潮をかき水をあびて、身にけがれたるところなきを外清浄といへり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「外清浄」の意味・わかりやすい解説

外清浄
げしょうじょう

神道の潔斎の作法一つ。精神面の潔斎である内清浄に対し,喪を弔わず,肉を食せず,穢悪を避けるなど外的身体面の潔斎をいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android