伊勢太神宮参詣記(読み)いせだいじんぐうさんけいき

改訂新版 世界大百科事典 「伊勢太神宮参詣記」の意味・わかりやすい解説

伊勢太神宮参詣記 (いせだいじんぐうさんけいき)

1342年(興国3・康永1)坂十仏(さかじゆうぶつ)が伊勢神宮に詣でた際の参詣記。《太神宮参詣記》ともいう。作者は十仏の子士仏とされることもあるが誤り。坂氏は南北朝~江戸時代にかけて天皇・将軍に近侍した医官。安濃津を出発し,山田で両宮法楽の連歌を催すところで終わる。本文中,伊勢神道の大成者である外宮祠官度会家行との問答を記し,紀行文としてのみならず,伊勢神道の思想書としても重要。《群書類従》所収。
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