外眼筋麻痺(読み)がいがんきんまひ(ふくし)(その他表記)External ophthalmoplegia (Diplopia)

六訂版 家庭医学大全科 「外眼筋麻痺」の解説

外眼筋麻痺(複視)
がいがんきんまひ(ふくし)
External ophthalmoplegia (Diplopia)
(代謝異常で起こる病気)

 眼球運動を担う外眼筋は、左右動眼神経外転(がいてん)神経滑車(かっしゃ)神経の支配のもとに左右のバランスをとって動きます。これらの脳神経障害が及ぶと左右の眼球運動のバランスがくずれて物が二重に見える(複視)ようになります。糖尿病で突発する複視は、動眼神経麻痺外転神経麻痺によることがしばしばあります。

 CT検査などで頭蓋内疾患が否定されれば、糖尿病による外眼筋麻痺の可能性が高く、血糖コントロールによる改善が期待できます。

出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報

関連語 滑車

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む